事業内容

CLASS 24™について

 現在わが国の学校現場では、同一クラス内での学力格差が拡大し、集合教育のあり方自体が非常に難しい状況に直面しています。その原因としては、指導教員の全般的な資質低下、少子化による生徒相互の協調能力欠如などが挙げられますが、一方では、経済情勢の慢性的悪化に伴う両親共働き世帯増加など、家庭内の親子関係変化(特にコミュニケーション不足)にも一因があるように思われます。

 その結果、学校外での補習を目的とした「少人数教育」「個別指導」が売り物の学習塾等が乱立する事態が顕著になってきており、公教育の空洞化、家庭内学習の比重低下にもますます拍車がかかってきた感があります。

 ところで、上記の問題とある意味で表裏一体の関係にあるのが、次世代を担うべき人材育成の問題です。昨今、主として大学および一部の高校を中心とする教育機関においては、いわばトップダウン方式で「グローバル人材育成」などと呼ばれるカリキュラムが実施されています。しかしながら、高校教育の現場では、依然として短期的な学習目標としての入試対策が最優先課題であり、多くの大学においては就職難を克服するためのキャリア教育、資格取得支援の方が優先事項となっているのが現実です。なおかつ、国際的に通用する人材に必要とされる語学力を飛躍的に向上させる時期として、高校・大学段階ではもはや手遅れと言わざるを得ません。

 そこで、弊社は、学力格差是正と次世代人材育成の問題を同時に解決する手段として、クラウド型統合学習支援サービスCLASS24™ (Cloud-based Learning Assistant Services for 24 hours)  を提供します。CLASS 24™は従来企業間および企業内のコミュニケーション手段として開発・運用されてきたTV会議、インスタントメッセージ、メール、SNS、ウェブログなどのサービスを統合し、文教利用に特化した各種教材コンテンツと連携あるいは一体化して提供するものです。

 現行の個別的なオンライン学習支援サービスは、主として実用的なスキルまたは資格取得を目的としたeラーニングカリキュラムを提供していますが、それらの大部分はPCクライアント上での利用を前提としており、必然的に時間と場所の制約が避けられません。これに対して、CLASS 24™ではクラウド上に随時利用可能なオンライン教材が登録されておりますので、PCを介さず直接スマートデバイス(タブレット端末、スマートフォンなど)のみで閲覧、ダウンロードすることができます。文字通り1日24時間「いつでもどこでも」各種サービスを利用することが可能となります。

 さらに、従来のeラーニングカリキュラムでは、自学自習用プログラムのみが提供され、教育効果の評価は学習履歴とテスト結果によって機械的に行われますが、CLASS 24™ではむしろ学習過程と双方向コミュニケーションによる人的評価を重視します。すなわち、ビデオ通話とグループ学習機能によって、先生(チューター)と生徒が学習内容について質疑応答を繰り返し、生徒同士、場合によっては親子が自学自習教材の内容・トピックについて議論する「教えあい・学びあい」活動も評価対象とすることができるのです。